面白くなる国政
- 2015/08/31
- 00:15
橋下の離党に「不快感」を示しながら民主党と組む?【大阪市長の橋下氏が、10月に新党を結成する意向を固めたことについて、維新の党の松野代表は記者会見を行い、「寝耳に水で、びっくりしているというのが本音だ」と述べた。 橋下氏は、27日の離党表明会見では、「党を割るような話ではない」と述べていたが、数日で一転する形となった。 松野氏は、会見で、「簡単に党を割らないでほしい」、「橋下氏本人に真意を確認したい」と...
劣等感(コンプレックス)は、乗り越えられるか?
- 2015/08/24
- 15:18

根の深い劣等感は、思いの外やっかいだ。 かつて学歴コンプレックスをテーマに数人で議論したことがある。「自分は中卒だから」、「3流大卒だから」という根の深い劣等感は、どうしたら克服できるのかと、話が弾んだ。 面白かったのは、低学歴劣等感よりも、実力も知識も足りないのに、たかだか慶應や早稲田レベルの大学を出たということだけで優越感を持っている使えないサラリーマンの例だった。こういう連中は学歴を武器にし...
事実を伝えるということ
- 2015/08/11
- 16:46

ジャーナリスト寺澤有の手がけた『神様でも間違う』(黒木昭雄著)のことを書く中で、昔、僕が寺澤のことを書いたことに触れたのだが、実際に、どんなふうに書いたのかが気になってきて、その22年前の資料をあれこれ引っ張り出して読んでいるうちに、これもまた貴重な記録だなと思い始め、寺澤有を紹介した記事を再録したくなった。当たり前なんだが、彼はまだ、すごく若い。 当時、僕は、東京の新富町にあったプロダクション...
元警察官ジャーナリスト、黒木昭雄が追った未解決事件
- 2015/08/10
- 12:44

『神様でも間違う』 3年前の2012年に、ジャーナリストの寺澤有から一冊の本が送られてきた。 その本、『神様でも間違う』(インシデンツ刊)は、元警察官の黒木昭雄(故人)によるミステリー作品だった。市民の味方のはずの警察が、一方でどういう体質なのかが、よくわかる秀作だった。 黒木昭雄と言えば、岩手県の17歳の女の子が殺害された事件を徹底して取材し、岩手県警の捜査の問題を訴えている最中に、不審死を遂げた元警...